セラピストのためのスキルアップ講座・サロンワーク術

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セラピスト技術:見ようみまねでできる?

先日、独立を目指すセラピストさんとお話する機会がありました。

 

その方は、ある技術をスクールで学び、今は他のお仕事をメインにしながら、ご自宅でお友達やお知り合いに施術をしているとのこと。

ちなみにサロン勤務の経験はないそうです。

ゆくゆくはセラピストを本業としたいのだけれど、今の技術だけでは物足りなく感じていて、今後のために他の技術も覚えたいとのお話でした。

 

実際にいろいろな人を施術していく中で、もっと深く学びたいと思うようになるのは、セラピストとしての向上心の表れだと思いますし、それだけ真摯に取り組んでいるということですよね。

 

このセラピストさんにも、どんどん技術をグレードアップしていただきたいなという思いもあり、

「これからどんな技術を勉強していきたいのですか?」

と尋ねてみたところ、こんな答えが返ってきました。

 

知り合いの整体師の方に同じ話をしたところ、

「わざわざ学校に通う必要はない。自分でお店に受けに行って施術を真似をすれば良い。」

とアドバイスを受けたので、そうしようと思うと。

 

 

なるほど。

 

 

その整体師さんもどういう意図でおっしゃったのかはわかりません。

もしかしたら、国家資格を有する整体師さんからみれば、あくまでリラクゼーションの域を超えないセラピストの技術は適当で十分と思われるのかもしれません。

 

 

でも、このアドバイスに従って良いかは、私としては疑問が残ります。

 

もちろん学校に行くこと、ディプロマを取ること自体はさほど重要ではないかもしれません。

それでも、その手技がどういう目的で、どのように筋肉にアプローチさせるかということも理解せずに見ようみまねでやってみたところで、どれだけの効果があるでしょう?

安全面にも問題ないでしょうか?

 

まして、自分がお客さんとして受けた感覚で真似をするというのは、施術者の手や体の動かし方も見えない状態ですので、まるっきりの勘でしかありません。

特にセラピスト経験が浅い人にとっては、その勘すら働かせることもむずかしいでしょう。

 

 

熟練の整体師さんやセラピストさんは、動きも滑らかですし、何でもないことのようにスムーズに施術していきますが、そこに行き着く過程にはたくさんの勉強をして、練習、経験を積んできたはずです。

それをたった数回受けてみただけで、同じようにできるようになるとは到底思えません。

 

また、来てくださるお客様のことを考えれば、そんな安易なやり方でお金をいただけるはずがないと思うのですが、いかが感じますでしょうか?

 

 

私は少なくともそういうところへは行かないです。

 

 

 

正直、特別な決まりもなく、グレーゾーンの広いリラクゼーション業界ではあります。

でもこういうお話を聞いてしまうと、もう少しいろいろと整備されるべきなのかなと考えてしまいます。

 

 

どのような形で技術を学ぶかは自由ですが、一人でサロンを運営するということは、全ての責任が自分にあるということ。

 

お預かりするのはお客様の大切な体です。

安易な考えは危険すらももたらすかもしれないということを、

常に忘れないでいただきたいなと思います。

 

やはりいつでも「お客様の立場になって考える」ことが大切ですね。

 

 

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