セラピストのためのスキルアップ講座・サロンワーク術

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セラピストに必要なコミュニケーションスキルの高め方〜聴く力〜

昨日の記事でもお伝えしました通り、お客様と対話する上で、

セラピストのコミュニケーションスキルは欠かせません。

 

何かおもしろい話をして喜ばせなくちゃ!とまで思う必要はありませんが、

まず「聴く力」を高めることを意識しましょう。

この「聴く力」が高まると、お客様が思っていること、困っていることが

上手に引き出せるようになり、カウンセリング力もつきますし、

それによって施術効果も上がります。

 

ビジネスで使われるコミュニケーション方法に

「アクティブリスニング(積極的傾聴)」と呼ばれるものがあります。

もともとアメリカで心理カウンセリングに使われていた方法なのですが、

私たちがお客様と対話したり、体の状態を尋ねる時にもとても有効です。

 

方法が具体的でとてもわかりやすいので、セラピストさん向けに

アレンジしてみました。

 

ちょっとした意識で、会話の密度がぐっと濃くなりますので、

ぜひ参考にしてみてください。

 

セラピストのためのアクティブリスニング

① 相づち・うなづき

 

え?そんな簡単なこと?と思われるかもしれませんが、実はとても重要です。

相づちやうなづきは、相手に「きちんと聞いてくれているんだな」という安心感を

与えます。

特に施術中はうつぶせや目を閉じていて、目と目を合わせて話すことできないので、

顔が見えない上、反応がなければ途端に不安にさせてしまいます。

そして、何に対しても「へぇー」ばかりの同じ相づちをしてしまうと、

「ちゃんと聞いているのかな?」「つまらない話をしていると思われているのかな?」

と別な不安感を与えてしまいます。

 

相手の話している時のテンションや伝わってくる感情に合わせて、

声のトーンや言葉を変えるところまで意識してみてください。

丁寧な反応の仕方で、お客様は肯定されているという実感が持てるので、

より打ち解けやすい雰囲気を作り出すことができますよ。

 

② 繰り返しと共感、理解の確認

 

相手が話した内容の中で、自分が重要だと思った部分を繰り返したり、

違う言葉で言い換えるまたは要約することもまた、相手に話をきちんと聞いていますよ

という姿勢を示すことができます。

 

(例)

お客様:「●●なことがあって、●●で大変だったんですよ。もうクタクタでした。」

 

セラピスト:「●●なことがあったんですね。それは大変でしたね。全身お疲れでしょう。」

 

相手の言葉を繰り返しながら、共感することで、

お客様は「この人は私の辛さを分かってくれている」と思い、

自分が受け入れられていると感じることができます。

 

また、この方法は誤解を防ぐためにも有効で、相手の表現が曖昧だったり、

うまく表現できなかった時に、「〜ということで私の認識は合っていますか?」

と確認することで、相手も伝えたかったことが整理できます。

もし、違う意図であったら、もう一度正しく伝えようとしますので、

よりお互いの理解が深まり、次のコミュニケーションがスムーズになっていきます。

 

特に体の状態や心の状態は、言葉でうまく説明するのが難しいものです。

こういった方法で、お客様が伝えたいことを読み取りながら、うまく施術に

反映させられると良いですよね。

 

③ 深掘りの質問

 

相手が話した内容について、より詳細な情報を引き出ための質問=深堀の質問

「はい・いいえ」で答えられる質問ではなく、具体的な答えが得られる質問を

することによって、お客様は「自分に興味を持っている」と感じられますし、

そこから話を広げられたり、隠れていたニーズを引き出すこともできます。

 

ただし、質問攻めは相手に不快感を与えることがあります。

話の内容をきちんと考慮し、ずけずけと個人的なことにまで踏み込んでしまわないよう

気をつけましょうね。

 

 

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いかがでしたでしょうか。

こちらが主体となって話すことだけがコミュニケーションスキルではありません。

 

「聴いて」お客様が求めていることを引き出す。

このスキルもセラピストにとってはとても重要です。

 

特に初めてご来店されるお客様はとても緊張しています。

 

話しやすい雰囲気があれば、お客様も早く心を開くことができて、

安心して身をまかせることができるはずです。

 

こうしたところから少しずつ信頼感が生まれてくるのではないかなと

思います。

 

 

よろしければぜひお試しくださいね。

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。